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口腔機能改善・予防歯科の分野、メディカルBOXが大きな武器に 〜 なりとみ歯科 成富先生勉強会 ③ 〜

日々の診療において、動画を時系列に保存して現在の状態を過去と比較して評価することを重視され、当社のメディカルBOXを活用してくださっている、佐賀県鳥栖市のなりとみ歯科様。

今回は、院長の成富先生が当社社員向けに開いてくださった、動画活用に関する勉強会企画の第3弾、最終回をお届けします。


子供に見られる口腔機能障害

高齢者の嚥下とかをずっと見てきたんですけど、子供も一緒であることに気がつきました。

高齢者の方と同様、子供にも水を飲むテストをしてみると、水を口に含んで飲み込む瞬間、脣が上がってしまう子が結構います。これはどういうことかというと、舌で水を喉の奥に送り込めずに、唇の力を使っているということなんです。舌を上げることができないと、口呼吸になってしまいます。

そのため、このような口腔機能障害や、口呼吸が原因で現れる症状で来院された子供に対して、舌を上げるトレーニングと口を閉じるトレーニングを実施しました。すると、水を飲み込む時に唇が動かなくなっただけでなく、お顔の表情そのものにも変化が現れました。目が大きく見開かれ、表情が明るくなったのです。これには本人もとても驚いていましたね。たったの約1ヶ月のトレーニングで、こんなに変わるんだ!と喜んでいました。

お母さんに聞いたところ、自宅でも、口のあいうべ体操や、ガムをよく噛んで、舌で上顎に押し付ける動きを一生懸命やっていたそうなんです。こういった自宅での様子をお母さんに撮影してもらって、診察券アプリで医院に送信してもらえるようにできると、医院はより状況を把握しやすくなっていいですよね。

噛むことの重要性

最近の子供は、噛む回数がかなり減ってしまっています。噛むという行為は消化のためだけではなく、頭の成長にも繋がるんです。

スイスの生物学者、アドルフポルトマンの著書の中に、「生理的早産」の話が出てきます。牛や馬などは生まれた瞬間に立ち上がりますが、人間はもっと未熟な状態で生まれてきますよね。それは、脳があれ以上大きくなると産道を通らなくなるから、いわゆる早産の状態で生まれてきているということなんです。そして、人間のような高等霊長類では、最も著しい脳の発達は、出生後の乳歯だけの状態の時に起こり、最初の永久歯が生える頃には、脳の発達は大体終わっている。脳の最も著しい発育に続く時期に、類人猿では顎の著しい発達が起こるとされています。

また、スキャモンの発育曲線では、上顎の発育は6歳までに完了するとされています。そして顎の成長は何によって起こるかというと、「よく噛んで食べること」なんですね。咀嚼運動がうまくいっていないと、噛む回数やそのリズムが掴めないので、最近の子供は特に握力が落ちています。また、噛む筋肉は目の水晶体を調節する毛様体筋の発達にも大きく影響します。よく噛んでいないと、視力低下を引き起こしてしまうんです。実際に、現役の高校生のうち、視力が0.3未満の子は、37.5%もいます。

口呼吸のリスク

鼻で呼吸ができていないと、よく噛むことができません。最近、口を開けてくちゃくちゃと音を立てて噛む子が多いように思います。

こちらは、サマンサ(右)とケリー(左)という2人の姉妹の画像です。幼少期と比較すると、成長後は口元の綺麗さにかなり差が出てしまいましたね。その理由は、妹のケリーが鼻呼吸を習得しのに対し、姉のサマンサは口呼吸のままだったことにあります。

顔は遺伝だけでなく、呼吸、舌、唇、頰などの環境からも大きく影響を受けます。ガミースマイルも口呼吸が影響しています。成長の方向で顔の形が変わってしまうんです。さらに、平成28年度の熱中症による救急搬送の人数は、27年の3.5倍だったそうです。なんでかというと、鼻で呼吸していると、脳が空気によって冷やされますが、口呼吸だと脳が冷やされないため、熱中症が起きやすくなるためです。このように、口呼吸には様々なリスクが潜んでいます。

 

予防矯正の分野、メディカルBOXが大きな武器に

当院では、口腔機能の改善のために、予防矯正に積極的に取り組んでいます。口腔周りの筋肉のトレーニングや舌のトレーニング、唇のトレーニング、呼吸のトレーニングを行い、簡単なマウスピースを用いて歯並びを改善させるのです。この治療は歯並びをよくするだけではなく、呼吸や筋肉のトレーニングを行いますので呼吸の換気量が増し、運動能力の改善や集中力・学力の向上も期待できます。

現在、これらの治療は予防矯正やPRO矯正、マイオブレース、筋機能矯正などと言われており、これらに取り組まれている先生方は、子供の嚥下や呼吸の状態を記録するはずです。動画を時系列で保存して、いつでも比較検討できるメディカルBOXは大きな武器になるのではないでしょうか。


 

成富先生、改めましてこの度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。社員一同、より一層歯科医療の現場に対する理解を深めることができた、大変有意義な時間でした。また、口腔機能の評価や改善に、メディカルBOXがお役に立てていることを嬉しく思っております。

メディカルBOXは、予約・患者管理システムであるApotool & Box に標準搭載された画期的な機能です。気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせください!

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サポートチーム 門脇

マーケティングチーム 浅井

広報・マーケティング関連業務に8年間従事。親族に医科・歯科関係者が多いことから同業界に興味を持ち、ストランザの広報・マーケティング担当となる。 単なる予約管理システムにとどまらない、患者管理・経営管理システムとしての「Apotool & Box」の魅力・可能性をどんどん発信していきたい。

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