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思わず共感!歯科助手業務・対応等における「あるある」な11の出来事をご紹介

コラム

歯科助手として忙しい毎日を過ごしていると、ふとした瞬間に「あ、これあるあるだな」と感じることがありますよね。

患者さんとのやり取りや器具の準備、スタッフとの連携など絶え間なく続く日々業務の中には、誰もが共感できる「あるある」な出来事がたくさん隠れているのではないでしょうか。

今回は、そんな歯科助手ならではの「あるある」を集めてみました。普段は意識しなくとも、思わず「あるある!」と言いたくなるような瞬間を、一緒に振り返ってみましょう。

歯科助手とは?

まずは、歯科助手という仕事がどのようなものなのかを改めてご紹介します。

歯科助手は歯科医院で働く医療スタッフの一員として、歯科医師や歯科衛生士のサポートを行う大切な役割を担っています。また、患者さんと直接接する機会も多く、診療を円滑に進めるために欠かせない存在です。

歯科助手は特別な資格がなくても働けますが、現場では医療の知識や技術を身につけながら経験を積み、歯科医療を支えるプロとして活躍しています。

では、歯科助手にできる仕事とできない仕事についても確認しておきましょう。

歯科助手にできる仕事

歯科助手にできる仕事は主に、受付業務・事務業務・診療補助業務の3つです。

受付業務

歯科助手は、患者さんと最初に接する窓口として受付業務を担当し、来院時の対応や診察券・保険証の確認を行います。また、電話での予約対応や問い合わせにも対応することが求められます。

事務業務

歯科助手は歯科医院の運営をサポートするため、事務業務を担当します。主な業務にはカルテの管理・整理やレセプト作成などがあります。また、備品や医療材料の在庫管理・発注業務も行い、医院が円滑に運営できるよう支えます。

診療補助業務

診療補助業務では、歯科医師や歯科衛生士と連携して治療をサポートします。これには、治療器具の準備や消毒、患者さんへの説明や指示が含まれます。さらに、患者さんの口腔内の状態に応じた処置の補助や診療後の後片付け、器具の管理も歯科助手の重要な仕事です。

歯科助手にできない仕事

歯科助手は、歯科衛生士業務や歯科医師業務は行うことができません。

歯科衛生士業務

歯科衛生士が行える代表的な業務として、以下のものが挙げられます。

  • 歯垢や歯石の除去
  • 歯面研磨
  • フッ素塗布
  • ホワイトニング
  • 対合印象採得

これらの業務は歯科衛生士の資格と専門知識を基に行われるものであり、歯科助手はこれらを実施することはできません。

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歯科医師業務

歯科医師の主な業務には、以下のような内容があります。

  • 歯の切削
  • 抜歯
  • 詰め物や被せ物の装着
  • 精密印象採得
  • レントゲン撮影

これらの業務は歯科医師のみが行える絶対的歯科医行為であり、歯科衛生士や歯科助手が実施することは法的に認められていません。

歯科助手が思わずうなずく!現場のあるある5選

まずはじめに、歯科助手として働いていれば誰もが一度は経験する、「現場ならではの歯科助手あるある」を5つご紹介します。

歯科衛生士と間違えられる

歯科助手は、患者さんにとって「歯医者さんのスタッフ」の一員として見られることが多く、歯科衛生士と間違えられることがあります。

診療補助や器具の準備など、現場での動きが歯科衛生士と似ているため、両者の違いが分かりにくく感じられるようです。

実際には、歯科助手は歯のクリーニングなどの医療行為は行いませんが、患者さんからすると、どちらも医療スタッフとして認識されるため、混同されることがよくあります。

覚えるべきことが多い

歯科助手は患者情報の管理や器具の取り扱いに加え、診療の流れを把握しながら医院の運営に関わるさまざまな業務をこなさなければなりません。そのため覚えることが非常に多く、常に新しい情報や知識を学び続ける必要があります

特に、治療に使用する器具や材料については細かく把握しておかないと診療中に支障をきたすこともあるため、注意が必要です。


こうした理由から、歯科助手として働き始めたばかりの頃は、覚えることが山積みで大変に感じることが多いでしょう。

意外に体力勝負

歯科助手の仕事は診療補助や器具の準備で動き回ることが多く、意外にも体力勝負な一面があります。

特に忙しい日は長時間立ちっぱなしで、診療の流れに合わせて常に動き回らなければならず、気がづけば足がパンパンになることも。

他人の口元が気になる

歯科助手は患者さんの治療中に口元に近づくことが多いため、無意識に歯や歯茎の状態をチェックしてしまいます。また、プライベートで知人と会話している時も、つい相手の口元に目が行ってしまうことも「あるある」かもしれません。

職業病ともいえる「他人の口元が気になる」という現象に、共感できる方も多いのではないでしょうか。

対人関係に悩むことも

歯科助手は患者さんと直接接することが多いため、時にはコミュニケーションに悩むこともあります。特に、不安や痛みを感じている患者さんにどのように接するかが難しいと感じることもあるでしょう。

また、歯科医師や他のスタッフとは日々の連携が欠かせないため、コミュニケーションの中で職場内での人間関係に配慮する場面がよくあります。

忙しい中で円滑にやり取りをする必要があり、対人関係に悩む場面があることも歯科助手ならではの特徴です。

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歯科助手が直面しやすい「あるある」なトラブル3選

どんなに注意していても、忙しい時ほどトラブルが起きやすいものです。ここでは、特に歯科助手が経験しやすい現場で起こりがちなトラブルの「あるある」を3つに絞ってご紹介します。

患者情報の誤認識

歯科助手は患者さんの個人情報を正確に管理する必要がありますが、忙しい現場ではミスが起きてしまうこともあります。


例えば、名前や保険情報を間違えて登録したり、治療履歴を別の患者さんのものと取り違えてしまうケースです。

こうした誤認識は、患者さんに不安を与えたり診療の流れを乱す原因にもなります。そのため正確さが求められる情報ではあるものの、ミスの種類としては「あるある」なトラブルの一つではないでしょうか。

スタッフ間の情報共有不足

歯科医院は、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といったさまざまな役割のスタッフが連携して仕事を進めるため、情報の共有が非常に重要です。

しかし、時には情報がうまく伝わらず、治療の準備が遅れたり患者さんの対応が後手に回ったりすることがあります。

例えば、診療の進行状況や患者さんの特別な配慮が必要な点がスタッフ間で共有されていないと、治療の質や患者さんの満足度に影響を及ぼすこともあります。

スタッフ間でのコミュニケーション不足や情報伝達のミスは、「あるある」なトラブルの一つといえるでしょう。

予約管理の不備

歯科医院では予約管理が非常に重要ですが、忙しい時の急患対応や急なキャンセルで、診療に支障が出ることがあります。

さらに、受付が予約の取り忘れをしたり、重複予約が入るミスも「あるある」ではないでしょうか。

この問題を解決するためには、Apotool&Box for Dentistを活用した予約システムの導入が効果的です。

Apotool & boxには患者さんが自分でオンライン予約を行えるWeb予約機能が備わっており、予約の取り忘れや重複予約を防ぐことが期待できます。

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歯科助手が実感する「あるある」なやりがい3選

歯科助手の仕事には、忙しさの中でも達成感を得られる瞬間がたくさんあります。最後のトピックとして、歯科助手がやりがいを感じる「あるある」な瞬間を3つご紹介します。

患者さんから感謝の言葉をもらえた時

歯科助手として働いていると、患者さんから「ありがとう」や「助かりました」といった感謝の言葉をもらうことがあります。特に、怖がっていた患者さんが治療後に笑顔を見せてくれる瞬間は、やりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。

治療が円滑に進むようサポートできた時

歯科助手は歯科医師や歯科衛生士をサポートし、治療がスムーズに進むよう支える存在です。

そのため、治療中に器具の準備や患者さんの対応ができると、自分の役割を果たしチームとして治療が円滑に進んでいることを実感できます。

自己成長を実感できた時

最初は難しかった器具の管理や診療サポートを繰り返し練習して習得し、スムーズにこなせるようになると自己成長を感じられるのではないでしょうか。

また、患者さんやスタッフとのやり取りがスムーズになったり、難しい状況に冷静に対応できるようになったりすることも、やりがいを感じられる瞬間といえます。

歯科助手のスキルアップ方法

歯科助手ならではの「あるある」、いかがでしたでしょうか。

最後に、歯科助手としてさらにスキルアップするためのアイデアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

セミナーに参加する

歯科助手がスキルアップするためには、専門的なセミナーへの参加が有効です。最新の治療技術や患者対応のコツ、業務効率化などを学び、実務に活かせるスキルを短期間で習得できます。

また、他の歯科助手とのネットワーク作りや情報交換もでき、新たな視点やモチベーションが得られるでしょう。

歯科助手資格を取得する

歯科助手として働く中で、資格の取得はスキルアップに直結します。ここでは、代表的な資格を3つご紹介します。

歯科助手認定資格

歯科助手認定資格は、専門知識を深め、実務スキルを証明するための資格です。これを持つことで歯科医院内での信頼性が高まり、業務の幅が広がります。

また、患者対応や治療サポートで専門的な知識を活かすことができ、仕事の効率化やクオリティ向上が期待できます。

医療事務資格

患者情報の管理や診療報酬請求業務を円滑に行うためには、医療事務の知識が重要です。

この資格を取得することで、保険請求や診療報酬の処理がスムーズになり、業務の幅が広がります。さらに、事務スキルを向上させることで医院運営にも貢献でき、キャリアアップにもつながることでしょう。

トリートメントコーディネーター

トリートメントコーディネーターの資格は、患者さんに治療内容をわかりやすく説明し、治療の選択肢を提供する役割を担います。

この資格を持つことで患者さんとのコミュニケーション能力が向上し、治療の進行をスムーズにサポートできます。加えて、患者さんの不安を和らげ、心理的なサポートもできるようになるでしょう。

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まとめ

歯科助手として働いた方にとっては、思わず「あるある!」と共感できる内容も多かったのではないでしょうか。

忙しい現場でスタッフと連携しながら働く中で、困難な状況やトラブルに直面することもあります。そんな経験を積み重ねながら、これからも歯科助手としてより良いサポートを提供し、自己成長を実感できるよう努めていきましょう。

歯科助手が関わる業務のなかには、DX化によって効率化を図れるものが多く存在します。、例えば、診療予約に紐づく業務の効率化には「Apotool&Box for Dentist」の導入がおすすめです。このツールではクラウド上で予約管理ができ、電話予約や対面での予約の手間を減らすことができます。

さらに、Apotool & Box for Dentistのデジタルサブカルテ「Medical Box Note」を利用することで患者情報をスムーズに共有でき、スタッフ間の情報共有不足を解消することができます。興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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