患者さんが通いやすい医院づくりにつながる ライフデンタルクリニック様のアポツール活用事例 Part2
前回に引き続き、今回も神奈川県川崎市にあるライフデンタルクリニック院長の富施 博介(ふせ ひろすけ)先生に、同クリニックでApotool & Box(以下アポツール)の導入のきっかけや活用方法などのお話を伺いました。
- 課題
- 受付業務を効率化する必要があった
- 紙のサブカルテが大幅に増え、収納スペースに困っていた
- 解決策
- Web予約や診察券アプリを活用できるアポツールを導入
- 電子サブカルテMedical Box Noteを導入
- 効果
- 受付業務が効率化され、患者さんとの会話やコミュニケーションの時間が増えた
- 紙のサブカルテがなくなり、カルテ出しの時間削減や収納スペースの有効活用が実現した
- 受付業務が効率化され、患者さんとの会話やコミュニケーションの時間が増えた
デザイン性や機能アップデートの多さに魅力を感じてアポツールを導入
ライフデンタルクリニック様がどのようなクリニックなのか、特長やモットーを教えてください。
当院では「私たちは、歯科医療からウェルビーイングな生活を創造する」をビジョンとして掲げています。そのため何か新しいことを始める際は、このビジョンに沿っているかどうかを大切にしています。
アポツールを活用して院内のDX化を進めることは、患者さんが通いやすい歯科医院づくりにつながり、その結果、患者さんのウェルビーイングの向上にも寄与すると考えています。
そのため、アポツールをさらに効果的に活用する方法を常に模索しています。
アポツールを導入された背景を教えてください。
アポツールを導入する前は別の予約システムを利用していましたが、受付業務の煩雑さに課題がありました。
そのような中、アポツールの存在を知り、当時(2018年頃)リリースされていたツールの中でデザイン性が高く、頻繁に機能アップデートが行われている点が魅力的だと感じて導入することにしました。
ライフデンタルクリニック 院長 富施 博介 先生
アポツールは普段どのように活用されていますか。
当院では、毎朝アポツールのカレンダー画面の予約を見ながら、担当者やユニットの割り振りを決めています。予約枠を簡単に移動させることができるのは、デジタル管理の大きな強みですよね。
iPadはユニットごとに設置しており、各ユニットでアポツールの画面を見られるようにしています。しかし私としては、ユニットでの滞在時間はなるべく減らすべきだと考えているため、チェアサイドで次回予約の取得は行なっていません。チェアサイドで予約を取ろうとすると、医院側と患者さん側の双方で日程を確認するのに思いのほか時間がかかるからです。
また当院は予約の取り方が少し変わっており、例えば保険治療では一連の治療の予約をまとめて取っていただくようにしています。
(例:CADCAMインレーやクラウンは、院内技工のため、翌日セットで2回分を予約するなど)
自由診療においても、専用の予約枠を設けて、希望に応じて複数回の予約を事前に取ってもらうようにしています。
そういった運用にしていることもあり、次回予約の取得は受付に任せています。
紙のサブカルテの保管場所がなくなり、電子サブカルテの導入を検討
電子サブカルテ「Medical Box Note」導入のきっかけについて教えていただけますか?
紙のサブカルテが大幅に増えてしまい、収納スペースに困っていました。当時、Medical Box Noteはまだリリースされていなかったので、約1年ほど良いツールがないか探していました。
そのような中、ストランザが電子サブカルテMedical Box Noteをリリースするということで、実際の画面を見せていただく機会がありました。
しかし、当初のMedical Box Noteはアポツールから独立したツールで、アポツールの予約情報と連携しておらず、利便性に欠ける印象でした。
せっかくアポツールという予約管理機能があるのだから、患者さんの予約とサブカルテの情報を紐づけてシームレスに管理できる方が良いと西島社長にお伝えしたところ、現在の仕様に改善されたため、導入することにしました。
現在は、紙のサブカルテはMedical Box Noteにすべて移行し、カルテ棚もスッキリし、カルテ出しの負担もなくなりました。
ライフデンタルクリニック様のMedical Box Noteの活用事例はこちら
リマインダー機能が患者さんから好評の診察券アプリ
診察券アプリの導入によってどのような効果が見られましたか。
最近は様々な場所でアプリ化が進んでいることもあり、多くの患者さんがスムーズにインストールして利用しています。「リマインダー機能があって助かる」というお声をいただくことも多いです。
もちろん患者さんの中には紙の診察券の方が良いという方もいらっしゃるので、そういった方には紙の診察券をお渡ししています。
QRコードによる自動チェックインの機能も活用していますが、マイナンバー保険証は毎回確認が必要となっているので、完全な自動化とまではいっていないですね。
ただ、完全にデジタルに寄りすぎてしまうと、人間味が失われてしまう懸念もあります。患者さんに当院を信頼して長く通っていただくためには、受付でのちょっとした会話のやり取りを大切にしたいと考えています。
そのため、ツールを使って効率化できる部分は効率化し、患者さんとの会話やコミュニケーションに時間を割けるようにしたいと考えています。
今後の新たな機能開発に寄せる期待
今後アポツールに期待することを教えてください。
現在のアポツールやMedical Box Note仕様に基づいて、当院でどのように活用するべきかということは考え尽くしたかなと思っていますので、新たな機能の開発を期待しています。
要望としては、スタッフのシフト管理がアポツールでもできるようになったら嬉しいです。現在、勤怠ソフトでスタッフのシフトを作成しているのですが、これをアポツールに再度入力する必要があります。
そのためアポツールでシフトが作れるようになり、さらには勤怠管理や打刻などもできるようになると、より便利になるのではないかと思います。
ライフデンタルクリニックの富施先生、ご多忙のところご対応いただき誠にありがとうございました。今後も医院の業務の効率化に貢献できる機能開発を進めていきたいと思います!
既にアポツールご導入いただいている医院様向けには、ストランザは60分のアポツール無料相談会を実施しています。
アポツールをもっと有効活用したい!そんな医院様にぴったりな内容になっております。ぜひご検討ください!
- Apotool & Box サポートセンター
- 平日 10:00~18:00
Tel:03-6403-4880
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ライフデンタルクリニック
富施 博介 先生
神奈川県川崎市
ユニット数:5
課題・目的
業務効率
導入機能
デジタルサブカルテ「Medical Box Note」診察券アプリ「私の歯医者さん」