Apotool & Box for Dentist

診察券アプリ「私の歯医者さん」、幅広い世代に普及。12月にキャッシュレス機能を追加予定。

歯科医院の診療と経営の両面をITでサポートする株式会社ストランザ(本社:東京都港区、代表取締役社長:西島彰一、以下ストランザ)が提供する、治療の予約や来院の受付、術前・術後のケアができる、歯科医院向け診察券アプリ「私の歯医者さん」は、サービスの開始から1ヶ月以上が経過したことから、ユーザーの傾向や、医院における導入の効果について調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。

 

■調査の概要
対象:「私の歯医者さん」を導入いただいている7医院
期間:試用期間を含む6〜8月の3ヶ月間
内容:ユーザー層の年代別の割合と導入の効果

■調査の結果
当該期間のアクティブ患者数に対する、本アプリユーザーの全体の割合は、37.9%で、紙の診察券を持ち歩くことに不便さを感じるユーザーが一定数存在することがわかりました。

年代別で見てみると、若年層である10〜30代が約60%、40代以上が約40%でした。40代以上の割合も、高年層のスマホ利用率を鑑みると低くない数値で、スマートフォンアプリは若年層にしか受け入れられないのではないかという懸念が払拭される結果となりました。

最も普及率の高かった医院における同割合は、77.3%で、年代別では、10〜30代が約40%、40代以上が約60%という全体の調査とは相反する結果となりました。同医院では、患者さんの来院時に、本アプリをダウンロードしてもらえるようサポートを実施しており、歯医者さんから直接勧められたアプリとして、信頼を集めたことが伺えます。歯科医院患者の年代は、45歳以上が約60%を占めており、高年層の方々の通院率のアップは、医院経営にとって重要なポイントになると言えます。

また、本アプリ導入の効果について、当該期間の継続率を前年度の同時期と比較したところ、前年度の継続率は62.02%だったのに対し、今年度は75.06%で、約20%増という結果となりました。
来院時に、次回予約を入れても、つい忘れてしまいがちですが、本アプリの使用により、スマホで簡単に予約が確認でき、事前にリマインドメッセージの受信もできることが、今回、継続率のアップに貢献したと考えられます。

■今後の予定
12月、「私の歯医者さん」に、新たにキャッシュレス機能を追加予定です。患者さんご自身で、事前にクレジットカード情報を登録しておくことで、診療後、待たずに帰ることが可能となります。これにより、患者さんのさらなる利便性の向上と、今までカードの診察券でできなかった顧客接点の強化が見込めます。

■「私の歯医者さん」について
「私の歯医者さん」は、ストランザが5年前にリリースした、歯科医院専用の予約管理システム「Apotool & Box」の付帯サービスです。診察券をアプリ化し、予約の空き状況の確認やキャンセル後の診療メニューの提案、担当医師からのメッセージを画像や動画で届けられるなど、医院の基幹システムに連携しているからこその情報を患者さんと共有することができます。来院される患者さんにとっても、財布の中の分厚い診察券を持ち歩く必要がなくなるなど、スマートフォンアプリならではのメリットがあります。

<主な機能>
・アプリから簡単予約
・QRコードで来院受付
・患者さんの状況に合わせたオーラルケア製品の提案
・ご家族の予約や治療履歴を一括管理
・術前・術後の注意事項や、来院前のお知らせなどを画像や動画でメッセージ送信
・キャッシュレス機能(12月追加予定)

訪問歯科で活用できる遠隔診療システムや、患者さんの健康な時と病気になった時の接触・嚥下の変化などを動画で記録する事により、機能改善を目指すベンチマークの設定を明確にし、より適切な診療・治療活動が行える機能も順次搭載していく予定です。

■「Apotool & Box」について
「Apotool & Box」は、ストランザが独自に開発した、歯科医院専用のクラウド型システムです。単なる予約管理システムとは異なり、レセプトコンピュータとの深い連携による、経営指標の見える化が可能。「患者データ=資産」と捉え、日々システムに集まる患者さんの情報をすべて、歯科経営に必要なソリューションに活かします。これまでの予約管理システムにない、まったく新しい「患者管理・経営管理システム」です。
詳細は、こちら(https://apotool.jp/)をご覧ください。

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