「キャンセル後、予約を取られていない患者さんを探しましょう。そして、フォローしましょう!」
・キャンセル対策について、もうひとつApotool&Boxから提案があります。
患者管理を得意とするApotoolでは、キャンセル者を一覧で見えるリストを用意しています。前回も書きましたが、キャンセルを絶滅させるのは至難の技ではありません。となれば、キャンセルした患者さんをどのようにフォローするのかが、非常に重要になってくるのです。キャンセルの理由を明確にするのもひとつでしょう。体調不良でキャンセルされた患者さんから、予約の電話があった時に「お体の調子は、いかがですか?」の一言をかけることで、患者さんとの信頼関係をより強固なものにしている医院さんもあります。
・今回のApotool&Boxからの提案は、「キャンセル後、予約を取られていない患者さんを探しましょう。そして、フォローしましょう!」です。
Apotoolユーザーで、実際にキャンセルリストから次回予約の無い患者さんだけを絞りこんで、その患者さんにはがきを送っている医院さんの実例を紹介しましょう。
ある医院さんでは、毎月月末にキャンセル者リストから、次回予約の無い患者さんを絞込み、はがきを送っておられます。
その医院さんでは、月60件程度のキャンセルがある中で、当月内に予約を取る患者さんが半分ぐらいしかいませんでした。そこで、キャンセル後2ヶ月以内に次回予約の無い患者さんだけにはがきを送るようにしました。(大体、毎月20枚程度のはがきをだしているのですが、、、。)すると、送り始めてから2ヶ月ぐらい経過したときから効果が出始めました。はがきを受け取った患者さんから予約の電話がかかる様になって来たのです。今では、キャンセル率も6%~4.7%で落ち着くようになりました。それに、再度、予約を取ってくれた患者さんの数を引くと、実質のキャンセル率は2%~3%と、非常に定着率の高い医院経営が出来るようになっているのです。
(この活動を行う前までは、キャンセル率は8%~10%)
・キャンセル対策ひとつで、キャンセル率と継続率の両方が改善されます。
中断患者になる一歩手前で、患者さんを引き止める事。何もせずに単にキャンセル率の上下に一喜一憂するのではなく、きちんとフォローをすれば、ご紹介した医院さんの様に高い継続率を維持出来るのです。歯科医院の経営は、「時間を売っている」と言っても過言ではない中で、キャンセル対策は、非常に重要なファクターなのです。前回ご紹介したキャンセル待ちリストとの併用で、更にキャンセル対策の質が向上し、患者さんの継続的な来院が促されます。患者さんにとっても、医院にとっても、良い結果を求める、それがApotool&Boxなのです。
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