5月14日・若林先生セミナーレポート
5月14日に、五反田駅近くにある上田会計士事務所の会議室にて、若林先生のセミナーが開催されました。若林先生のご経験に基づいた予防歯科のノウハウをお話しいただくとともに、実際の医院でのルール・仕組みづくりに関しても、じっくりと聞かせていただく機会になりました。また、今回は初の会計事務所とのコラボレーション企画も。。。内容盛りだくさんなセミナーとなりました。
若林先生 登壇
若林先生といえば、歯周医療の権威。
時代とともに自費治療を中心とした歯医者も増えましたが、日本においてはまだまだ保険治療を主とした医院も多く存在します。
そんな中で、自費を中心としてのスタイルを確立しようと志した若林先生。最初は売上が上がらなかったという苦労も経験されたとのこと。しかし、自費治療は、患者が納得すれば、必ず選ばれるという確信のもと、カウンセリングへの注力を惜しみませんでした。若林医院では、カウンセリングを必ず1時間行うとのこと。この時間の中で、主訴に隠れた、患者の心理の発掘をしていきます。写真や動画などを用いてビジュアルで訴えかけ、細やかな説明で疑問を解いていき、信頼関係を構築する。口で言うのはたやすいかもしれませんが、実際、一人一人に納得していただくというのは、非常に大変なこと。さらに、患者が心地よく過ごせる医院内の環境構築や、スタッフの教育に関しても、勿論手を抜くことはありません。このような時間を惜しまないことが、自費治療の第一歩へ繋がるということですね。
若林先生×上田会計士事務所 対談
次は、若林先生と、上田会計士事務所薄波様との対談。経営においてのPDCAサイクルが重要であるということは、勿論医院経営においても同様。しかし、戦略・成功要因・業績評価指標・目標・アクションプラン等々、どのように計画を立ててよいのか、お悩みになる医院様も多いと思います。
そんな中、客観的な視点で計画立案と、ゴールに向けての具体的な作業に関しての整理の手助けをしてくれる存在になりうるのが会計士事務所というわけですね。。。実際に若林医院では、なんのために、どのような作業が行われているのかということを、表にまとめて整理しながらお話が進められていきました。
日々忙しい中で経営のことを考えなければならない院長様には、特にそんな存在が必要だと、若林先生からもお話いただきました。
若林先生×ストランザ 対談
最後は、弊社社長の西島と、若林先生の対談。弊社の経営分析ツール、インテリジェンスを用いて、若林医院の経営状況を読み解かせていただきました。
インテリジェンスは、レセコンの売上データと、弊社予約システムのApotool&Boxの予約データで、30種類以上のグラフが自動で作成され、医院の経営状況の可視化が出来るという画期的なシステム。「治療メニュー別」「担当者別」「自/保別」等の項目も1クリックで表示できるので、知りたい情報も即入手出来て、スムーズな戦略立案が出来るのです。
このシステムで、若林医院を見させて頂きながら、対談が続きます。ほとんどが自費売上の若林医院ですが、実際に売上金額が高いメニューは……?今月の売上進捗と予測は……?ということなどが、すらすらとグラフで出てくるので、驚かれる医院様も多くいらっしゃいました。特に、新規患者から中断患者の流れが一目で分かる把握をして、フォローができるという活用方法には、若林先生にも好評を頂戴しました。
3部構成という長丁場の中、セミナーを聞いてくださった参加者の皆様、登壇してくださった若林先生、また、協賛いただいた上田会計士事務所の皆様、誠にありがとうございました!
弊社では勉強会の趣旨やお時間に応じて様々な切り口のセミナーをさせていただいております。システム化の意義、データ活用のポイントから、経営まで、様々なテーマをご用意しておりますので、ご興味がおありの先生方は是非お申し付けくださいませ。
- Apotool & Box サポートセンター
- 平日 10:00~18:00
Tel:03-6403-4880
お問い合わせフォームはこちら