【診察券アプリ】実際のところ、どんな患者さんに使われてる?どうやって案内してる?

目次
はじめに
皆さんこんにちは!コラム担当のTです。
今回は、Apotool & Boxのオプションサービスである診察券アプリ「私の歯医者さん」についてご紹介したいと思います!
▽製品ページはこちらからチェック!
「私の歯医者さん」は2025年1月に250万ダウンロードを突破し、ますます多くの歯科医院様・その患者様にご利用いただけているサービスになります。
しかし一方で、こんなお声を耳にしております。
「紙の診察券からの切り替えが大変そう」
「高齢者の方にダウンロードを促すのは難しいのでは?」
紙の診察券をアプリ化することにより、既存の受付オペレーションの調整や患者さんへの案内方法について不安視される歯科医院様も多いようです。
このようなお声を受けて、すでに「私の歯医者さん」をご契約いただいている歯科医院様はどのように活用されているのか?その実態を、データと事例を基に整理することにいたしました。
アポツールが集計したデータはこちら!
まずこちらが、診察券アプリ「私の歯医者さん」をリリースしたのちのダウンロード数の増加推移です。
2022年に100万ダウンロードを達成したかと思えば、2年後の2024年には200万ダウンロードを突破、2025年に入ると250万ダウンロードを達成(2月時点では260万!)しており、まさに右肩上がりの成長推移を記録しているアプリです。
▽昨年夏には大幅アップデートをしております!
そんな診察券アプリですが、ダウンロードしてくださっている患者さんの属性は下記のようになっています。
年代の内訳と男女比です。
年代別では
- 10歳未満〜30歳代:53.8%
- 40〜60歳代:42.0%
- 70歳代以上:4.2%
男女比では
- 女性:57.9%
- 男性:42.1%
という結果に。
特に年代別の結果を見ると、70歳代以上はたったの4.2%と、冒頭でご紹介した「高齢者の方にダウンロードを促すのは難しい」という実情は確かにあるようにも感じます。
しかし実数値として算出すると、下記のような結果に。
ご利用いただいている全患者さんのうち4.2%、これは10万人以上に該当する割合です。割合としては小さくとも、10万人以上と多くのご高齢患者さんにご利用いただいているといえます。
このことから、ご高齢患者さんに対しても診察券アプリのダウンロードを促せている医院様が多くいらっしゃるとお見受けしております。
そのためここからは、診察券アプリを導入後、運用に上手く組み込みスムーズに患者さんへご案内している医院様のお声をご紹介いたします。
これらの事例をご覧いただくことで、診察券アプリの導入に対する不安を少しでも拭えるのではないでしょうか。
診察券アプリを上手にご活用いただいている医院様の事例
和光市デンタルオフィス:紙の診察券”ゼロ”を実現 !
和光市デンタルオフィス様は2020年の開業当初からペーパーレス化を積極的に進めており、診察券アプリを導入いただいたことで現在は紙の診察券を一切発行していません。
アプリが利用できない患者さんには手帳に予約日を書き込んでいただくなど、徹底したオペレーションで紙の診察券廃止を実現されました。
平和歯科クリニック:導入後4ヶ月でダウンロード率8割超えを達成!
平和歯科クリニック様では、通われている患者さんの8割が診察券アプリを利用されているとのことです。
診察券アプリのパンフレットをラミネート加工して渡したり、診察券が紙からアプリに”切り替わりました”と言い切る案内をしたりなど、案内の方法を工夫されたことで、この利用率を達成されました。
現在は、診察券アプリを使って予約の取得からチェックインまでを患者さんに行っていただくことで、受付の負担が大きく軽減されています。
やはりご高齢の方だと案内が難しいケースもあるとのことですが、すべての患者さんがそうとは限らない、むしろご高齢の方含めて多くの患者さんにお使いいただいていると仰っています。
笠井歯科:診察券アプリ導入後、リコール率が60→90%に!
患者さんへのリマインドメッセージを送るために診察券アプリを導入された笠井歯科医院様。
当初は患者さんがダウンロードに抵抗感を示すことを懸念されていましたが、案内方法を工夫されたところ、導入から2年間で9割もの患者さんにご利用いただけるようにまで普及しました。
また、診察券アプリを利用したリマインドメッセージを活用したことで、かつて60%ほどだったリコール率が90%にまで向上。患者さんの離脱を防ぐことにも大きく効果を発揮いたしました。
その他の医院様でのご活用事例
まとめ
いかがでしたでしょうか?
診察券アプリ「私の歯医者さん」をご利用いただいているユーザーの多くが10歳未満〜60歳代と、比較的ITツールに慣れ親しんでいる年代の方々でした。
ですが、70歳以上の患者さんの利用率は割合で見ると僅かなものの、実数値としては、その年代の方々も10万人以上がアプリをダウンロードしていることになります。
そのような方々へのダウンロードの誘導を成功させている医院様は数多く存在し、ご紹介したように、患者さんへの案内方法を工夫されることで実現していることが伺えました。
また、短い期間でも大半の患者さんに対して紙の診察券からの切り替えを実施できた事例もございました。
これらのことから、紙の診察券からの切り替えや、ご高齢患者さんに利用を浸透させることは決して難しい話ではないかもしれません。
診察券アプリの導入をご検討されている場合には、ぜひご紹介したような導入事例を参考に、自院での運用と合うかどうかをイメージしてみてはいかがでしょうか?
詳細が気になる方は、ぜひ次のボタンからお問い合わせください!
- Apotool & Box サポートセンター
- 平日 10:00~18:00
Tel:03-6403-4880
お問い合わせフォームはこちら